香川と滋賀を3日間かけて巡る車中泊旅をしました。
車中泊はまだ数回目の初心者で、最初は「1日目だけ車中泊、あとはホテルでもいいかな」と思いながら出発。細かい予定も立てず、気ままな旅でした。
ところが実際にやってみると意外と快適で、結果的に3日間すべて車中泊に。
この記事では、実際に泊まった香川・滋賀の車中泊スポット、近くの入浴施設、予約方法、初心者目線の注意点まで詳しくまとめています。
「香川・滋賀で車中泊できる場所を探している」「初心者でも泊まりやすい車中泊スポットを知りたい」という方の参考になれば幸いです。
香川・滋賀の車中泊旅ルート概要(3日間)
香川県高松市から滋賀県草津まで、車中泊初心者でも無理なく回れた3日間の旅ルートをまとめました。入浴施設や車中泊スポットもあわせて紹介します。
| 日 | 車中泊スポット | 特徴 | 入浴施設 |
|---|---|---|---|
| Day1 | 橘ノ丘総合運動公園 駐車場(香川高松) | 予約制、静か | はくちょう温泉 |
| Day2 | 与島PA(瀬戸大橋) | 景色良い、展望台あり | 高松ぽかぽか温泉 |
| Day3 | 道の駅草津(滋賀草津) | 朝から賑わっている | 草津湯元 水春 |
1日目|高松市 橘ノ丘総合運動公園の駐車場での車中泊
駐車場の利用方法と受付
橘ノ丘総合運動公園で車中泊する場合は、管理事務所での受付が必要です。
駐車場は空きがあれば到着時の受付でも利用可能ですが、確実に利用したい場合は事前予約をおすすめします。
今回は当日の朝に電話で問い合わせをしましたが、問題なく予約・利用することができました。
また、公園内にはキャンプ場がありますが、テントを張らずに車中泊のみの利用も可能です。
- 管理事務所で受付
- 使用許可書の記入
- 車中泊利用の許可証を受け取る(駐車中、ダッシュボードに置いておく)
- 公園マップと案内の説明を受ける


ルート案内をしてくれる

受付時には、車中泊可能な場所までのルートや温泉(はくちょう温泉)への行き方をマップに書き込んで丁寧に説明してもらえました。
初心者でも迷わず利用できるよう配慮されていて安心感があります。
実際に泊まってみた感想
当日は私達の車を含めて3台ほどが利用しており、比較的落ち着いた雰囲気でした。駐車場は二段構造になっており、1段目にトイレがあります。2段目に泊めた場合は、階段を使ってトイレへ向かいます。夜になるとかなり暗くなるため、トイレに行く際は懐中電灯やスマホライトがあると安心です。
トイレはやや古さを感じましたが、問題なく使用できました。夜間も利用できるため、車中泊には十分な設備だと思います。

夜は人通りがほとんどなく、静かな環境でした。その分、少し心細さを感じる場面もありましたが、近くを高速道路が通っているため車の走行音が聞こえ、完全な無音というわけではありません。個人的には音はそれほど気にならず、睡眠の妨げになるほどではありませんでした。
防犯面で安心できた点として、受付時にもらった許可証を車のダッシュボードに掲示する仕組みがあります。許可証がある車のみが利用していると分かるため、無断利用者が少ないという安心感がありました。
公園内の道はやや分かりにくいため、明るいうちに駐車場所やトイレの位置を確認しておくことをおすすめします。全体的には管理が行き届いており、初めての車中泊でも安心して利用できる環境でした。

詳細な利用方法や最新情報は、橘ノ丘総合運動公園の公式サイトもあわせてご確認ください。
公園敷地内の入浴施設|はくちょう温泉
橘ノ丘総合運動公園から車で数分の場所にある「はくちょう温泉」は、車中泊前の入浴スポットとして便利な施設です。地元の方に親しまれている温泉で、落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと体を温めることができます。
はくちょう温泉の営業時間や料金、休館日などの最新情報は、高松市スポーツ協会の公式サイトで確認できます。訪問前にチェックしておくと安心です。
実際に利用してみた感想
閉館が近い時間帯に訪れたためか、館内はそれほど混雑しておらず、地元感のある落ち着いた雰囲気でした。施設自体は大規模ではありませんが、清潔感があり、車中泊前のリフレッシュには十分な設備でした。
シャンプーや石鹸は持参するのがおすすめです。浴場にはボディソープのみ設置されており、シャンプー等は有料販売となっています。
ドライヤーは備え付けがありますが数が少ないため、持参したドライヤーを使用しました。
2日目|与島PAでの車中泊
瀬戸大橋と夜景を楽しめるスポット
与島パーキングエリアは、瀬戸大橋のほぼ中央に位置する絶好のロケーションにあり、橋の夜景や瀬戸内海の景色を楽しみながら車中泊できる人気スポットです。
本州と四国を結ぶ瀬戸大橋を間近に眺められるため、ドライブや車中泊旅の立ち寄り地としても定番の場所となっています。
今回はライトアップの時間を事前に調べずに訪れたため、到着した22時頃はすでに消灯後でした。
橋のライトアップは見られませんでしたが、静かな夜の海と月がとても幻想的でした。

翌朝は展望台へ上がり、与島PA全体と瀬戸大橋を一望。
昼間は夜とはまた違った表情を見せ、瀬戸内海の多島美と雄大な橋の景色を楽しむことができます。
パーキングエリア内には案内図も設置されており、展望スポットや施設の場所もわかりやすく案内されています。



PA車中泊のメリット・注意点
パーキングエリアは、本来、ドライバーが安全に休憩するための施設です。
今回のような車中泊についても、長距離移動の途中で休息を取る延長という意識で利用しました。
実際に与島PAで車中泊してみて感じた、メリットと注意点をまとめます。
メリット:24時間利用できるトイレと安心感
PAの大きな魅力は、24時間利用可能なトイレがあり、夜間でも明るく人の出入りがある点です。
完全に人の気配がなくなる場所ではないため、防犯面でも安心感があります。
車中泊車も多く、同じように滞在している人がいるという点も心強く感じました。
騒音について
夜間も車の出入りがあるため、完全な静寂ではありません。
ただし、車中泊利用者が多いエリアではある程度静かな場所に停車しやすく、個人的にはそれほど気になりませんでした。
気になる方は、耳栓やアイマスクを持参すると快適度が上がります。
フードコートの営業時間に注意
PAのフードコートや売店は24時間営業ではない場合があります。
夜遅く到着した場合や早朝出発する場合は利用できないこともあるため、事前に営業時間を確認するか、食事は事前に購入しておくと安心です。
与島PAで実際に車中泊してみた感想
与島PAでの車中泊は、初心者でも安心して利用できるスポットだと感じました。夜間も施設周辺は明るく、人の出入りがあるため防犯面の不安はほとんどありません。
翌朝は展望台へ行き、瀬戸大橋とPA全体を見渡す景色を楽しみました。昼間の瀬戸大橋も迫力があり、立ち寄る価値があります。
夜間は車の出入りがありますが、車中泊の利用者も多く、騒音はそれほど気になりませんでした。
入浴施設|高松ぽかぽか温泉

与島PAへ向かう前に、高松市内で入浴を済ませておきたかったため、高松ぽかぽか温泉を利用しました。市街地にありアクセスしやすく、旅の途中でも立ち寄りやすいスーパー銭湯です。
館内は浴場・洗い場ともに設備が整っており、シャンプーやボディソープなどの基本的なアメニティも揃っています。タオルは持参しましたが、レンタルもあるため手ぶらでも利用できます。うっかりクレンジングを忘れてしまいましたが、自販機で購入できたので困ることはありませんでした。
最新の営業時間や料金は、公式サイトでご確認ください。
実際に利用した感想
利用時はやや混雑していましたが、洗い場や浴槽が広く、気になるほどの混み具合ではありませんでした。
スーパー銭湯らしく設備が充実しており、旅の疲れをしっかりリセットできる快適な入浴スポットでした。
3日目|道の駅草津での車中泊
道の駅草津は観光地ならではの賑わい
滋賀県草津市にある「道の駅 草津」は、琵琶湖観光の拠点としても人気のスポット。実際に車中泊してみた感想と、夜の雰囲気や朝の様子をまとめました。
夜の雰囲気と駐車場の様子
観光地らしい雰囲気のある道の駅で、車中泊利用者は比較的多めでした。
駐車場はそれほど広くありませんが、トラックや車中泊と思われる車が多く停まっており、夜遅くまで人の気配が感じられました。
トイレ・夜間の環境
トイレは明かりがついていて、夜でも安心して利用できました。完全な静寂というよりは、観光地の道の駅らしい適度な人の出入りがある環境です。
朝の様子と朝食
朝一番の驚きが、早朝からガチャに行列ができていたことです。
どうやら「BIWAKOアクリルキーホルダー」という、琵琶湖の形をしたキーホルダーの中に、場所ごとに異なるモチーフが入っているシリーズのようです。
道の駅や観光地ごとにデザインが異なるため、コレクターも多いとのこと。朝から行列ができていたのも納得でした。
朝食は道の駅草津で購入し、車内でゆっくりいただきました。
朝から地元の食材や名産品が手に入るのは、道の駅での車中泊ならではの魅力です。
入浴施設|草津湯元水春(イオンモール草津隣接)
草津エリアで入浴するなら、イオンモール草津に隣接する「草津湯元水春」が便利です。実際に利用した感想をまとめます。
施設の雰囲気と混雑状況
休日ということもあり、館内は結構混んでいました。
ただし施設が広く、浴場や洗面台の数も多いため、混雑によるストレスはそれほど感じませんでした。
お風呂の種類も多く、岩盤浴やサウナなど設備も充実しています。
スーパー銭湯らしいにぎやかな雰囲気で、地元の方や家族連れの利用が多い印象でした。
実際に使ってみた感想
混雑はしていましたが、館内が広く設備も整っていて快適に利用できました。
ショッピングモールが隣にあるため、夕食 → 入浴 → 車中泊 の動線が非常にスムーズなのが便利です。
今回は時間の都合でゆっくりできませんでしたが、近くにあればぜひ再訪したいと思える施設でした。
最新の営業時間や料金は、公式サイトでご確認ください。
車中泊であって良かった持ち物リスト
今回、初めて3日間の車中泊をしてみて感じた、あって良かったものをまとめました。
初心者の方の参考になれば嬉しいです。
・マットレス
・羽毛布団(または寝袋)
・サンシェード(目隠し・防寒)
・タオル
・ハンガー
・懐中電灯(スマホライトでも可)
・トイレットペーパー
・ヘアアイロン(個人的必須アイテム)
快適に眠るためのアイテム
■ マットレス
車のシートの段差が意外と気になるため、マットレスがあると睡眠の質が全く違います。
フラットに近い状態で寝られたので、翌日の疲れがかなり軽減されました。
■ 羽毛布団(または寝袋)
夜は思った以上に冷えます。防寒対策として布団は必須でした。
車内は密閉されていても、明け方は冷えるので季節を問わず準備しておくと安心です。
防犯・プライバシー対策
■ サンシェード(目隠し用)
防犯面とプライバシー確保のために役立ちました。
外から車内が見えないだけで安心感が全く違います。防寒効果もあり、一石二鳥でした。
身の回り・生活用品
■ タオル
温泉や朝の洗顔など、意外と使う場面が多かったです。
入浴施設でレンタルはありますが、持参した方が気楽でした。
■ ハンガー
濡れたタオルや衣類を干すのに便利でした。
車内の取っ手などに掛けられるので、簡易的な乾燥スペースになります。
■ 懐中電灯(スマホライトでも可)
夜の駐車場やトイレに行くときに活躍しました。
公園やキャンプ場タイプの車中泊スポットは暗いことが多いので、1つあると安心です。
■トイレットぺーパー
公共トイレを利用するため念のため持参。今回は使いませんでしたが、万一に備えてあると安心でした。
個人的に必須だった美容アイテム
■ ヘアアイロン
人によっては必須ではないかもしれませんが、私には欠かせないアイテムでした。
車中泊だと朝に電源が使えないのが不安でしたが、
前夜の入浴後にドライヤー → ヘアオイル → ヘアアイロンで整えておくことで、翌朝も髪がまとまっていました。
朝の身支度が楽になり、旅の満足度がかなり上がりました。
3日間の車中泊旅を振り返って
実際に感じたこと
実際に3日間車中泊をしてみて、「思っていたより快適だった」というのが正直な感想です。
出発前は、眠れるかどうかや防犯面が少し不安でしたが、結果的には大きなトラブルもなく、想像以上に快適に過ごせました。
まず、睡眠の質は想像より良好でした。
マットレスと羽毛布団を使ったことで体の痛みもなく、普段とほぼ変わらない感覚で眠ることができました。車内の温度調整や遮光も、サンシェードを使うことで十分対応できました。
一方で、場所によって安心感や周囲の環境に違いがあると感じました。
サービスエリアや道の駅は照明があり、人の気配も感じられるため比較的安心して過ごせましたが、公園や人通りの少ない場所では、やや心細く感じる場面もありました。
車中泊スポットを選ぶ際は、特に慣れていないうちは「明るさ」や「人の気配があるかどうか」を意識しておくと、安心感につながると思います。
また、入浴施設の有無は、車中泊の快適さを考えるうえで一つのポイントになります。
スーパー銭湯や温泉でしっかり体を温めてから就寝すると疲れが取れやすく、翌日の運転も楽でした。ショッピングモール併設の入浴施設は、食事→入浴→就寝の動線がスムーズで特に便利でした。
車中泊の魅力として期待していたのが、予定に縛られない自由度の高さです。
宿のチェックイン時間を気にせず、その日の気分や体調に合わせて予定を柔軟に変えられる点は、実際に旅をしてみて改めて良さを実感しました。
今回は「疲れたらホテルに泊まる」つもりで出発しましたが、結果的に3日間すべて車中泊になりました。
総合すると、初心者でも準備を整えれば、車中泊は十分現実的で快適な旅の選択肢だと感じました。
車中泊のメリット・デメリットまとめ
◎車中泊のメリット
- 宿泊費を抑えつつ、移動の途中で無理なく休める
- チェックイン時間を気にせず、柔軟に予定を組める
- 道の駅やSAを拠点にすると観光ルートを柔軟に変更できる
- 旅の自由度が高く、予定を決めすぎなくても成立する
▲車中泊のデメリット
- 場所によっては暗く、人通りが少なく不安を感じる
- 騒音(高速道路・他車の出入り)が気になる場合がある
- トイレや入浴施設までの距離を事前に考える必要がある
- 車内の温度管理(夏・冬)が重要
- 電源や水回りの確保に工夫が必要
今回の車中泊で参考にしたサイト
今回の車中泊旅では、「車中泊まとめWiki」というサイトを参考にしました。
特に「車中泊マップ」は、車中泊が可能な道の駅やサービスエリアの情報をはじめ、有料・無料の区分、近くの入浴施設、周辺の観光情報までまとめられており、事前に全体像を把握するのに役立ちました。
これから車中泊を考えている方にとって、情報収集の入口として使いやすいサイトだと感じました。

まとめ|香川・滋賀の車中泊旅は初心者にもおすすめ
香川・滋賀を巡る3日間の車中泊旅は、初心者でも想像以上に快適に過ごすことができました。
事前に細かく予定を決めなくても、その日の疲れ具合や天候に合わせて柔軟に旅程を変えられるのは、車中泊ならではの大きな魅力だと感じます。
一方で、寝具やライト、タオルなどの持ち物準備や、入浴施設の営業時間の確認など、事前に知っておくと安心できるポイントも多くありました。
特にマットレスや布団などの寝具は、翌日の体調や運転の安全性にも直結するため、妥協せず整えておくことの大切さを実感しました。
高速道路のパーキングエリアや道の駅は、ドライバーが安全に休憩するための施設です。
今回は長距離移動の途中で、無理をせず体を休めるため、仮眠や休息の延長という意識で利用しました。
周囲に配慮しながら、静かに過ごすことを心がけたい場所だと感じています。
香川・滋賀エリアは、道の駅やパーキングエリア、温泉施設も充実しており、車中泊旅の拠点として非常に使いやすい地域と感じました。
これから車中泊に挑戦してみたい方や、関西・四国方面の車中泊スポットを探している方の参考になれば嬉しいです。
■訪問時期:2025年11月(3連休)
■行先:香川県・滋賀県
■滞在方法:車中泊(3泊)
■移動手段:車
■旅のスタイル:ノープラン、車中泊
