猫に会いたくて、男木島へ。それがこの島を訪れた、いちばんの目的でした。
朝一のフェリーで島へ渡り、港に降り立つと、さっそく猫の気配。
坂道を登り、路地を歩き、猫とすれ違いながら島をめぐる時間は、いつの間にか周囲の景色ごと、心に残るものになっていました。
この記事では、フェリーの乗り方や混雑状況、猫に出会えた場所、実際に歩いたルートと所要時間、気を付けたいポイントを、体験ベースでまとめています。
はじめての男木島旅を、少しだけスムーズに、そして楽しんでもらえたら嬉しいです。
男木島ってどんな島?
男木島は、香川県高松市沖、瀬戸内海に浮かぶ小さな島。
高松港からフェリーで約40分。男木島は「猫の島」「アートの島」としても知られています。
島内には急な坂道や細い路地が多く、家々が斜面に沿って立ち並ぶ独特の景色が広がります。
タコ飯が名物で、夕陽スポととしても人気があります。
実際に訪れてみると、猫だけでなく、静かな路地や海の景色、そしてアートが自然に溶け込んだ、心地よい場所でした。
半日あれば島を一周できるサイズ感で、初めての島旅にもおすすめの場所です。

高松港から男木島へ|フェリーとアクセス
男木島へは、高松港からフェリーで向かいます。この日は朝一の8:00の便を利用しました。
高松港周辺には、フェリー利用者専用の駐車場はないので、車で向かう場合は、近隣の有料駐車場を利用することになります。今回私たちは、港まで歩いて行けるサンポート高松地下駐車場を利用しました。

駐車場を出て港に向かうと、朝の海はとても静かで、空気も澄んでいました。穏やかな水面を見ていると、これから始まる島時間が楽しみになります。

フェリーチケットの販売は7:30開始。7:20頃に到着した時点で、すでに長蛇の列ができていました。
瀬戸内国際芸術祭の開催期間中の土曜日ということもあり、普段より混雑していたようです。
スタッフの方に確認したところ、「400人くらい乗れるので大丈夫です」とのことで、無事に乗船できました。
8:00のフェリーで高松港を出発し、女木島を経由して8:40に男木島に到着します。


男木島へ渡るフェリーは本数が限られているため、出発前に時刻表と料金を確認しておくのがおすすめです。
男木島さんぽ|猫に出会える場所と歩き方
島に降り立つと、潮の香りと静かな空気。
男木島は道が入り組んでいる場所も多く、初めて訪れると、今どこを歩いているのかわからなくなることも。
そこで島の案内図の写真に、今回歩いたルートと、猫に出会った場所の目安を重ねてみました。
この案内図の「現在地」はこの看板があったところです。

男木港や豊玉姫神社周辺など、集落のある島の南側が猫に出会える確率が高いエリア。
まずは港周辺から、漁港方面へ歩いてみます。
はじめに出会ったのは、お墓周辺にいたこの2匹。


ふと、振り向くと港側にはこちらの猫たちがくつろいでいました。


路地で出会った猫たち。


集落を抜けて神社へ行く途中に出会った猫。


夕陽と猫の家/猫たちのいる無料休憩所。
今回は立ち寄りませんでしたが、夕陽の時間帯に訪れたら綺麗なんだろうなぁ。
タコ飯や飲み物もオーダーできるようです。
この周辺でも何匹かの猫たちに遭遇しました。


灯台から港に戻ってくると、コミュニティセンター裏に2匹の仲良しな猫がいました。

島のあちこちで、思いがけず出会える男木島の猫たち。
目的地を決めず、気の向くままに歩くのも、男木島の魅力を感じるひとつの楽しみ方かもしれません。
島に点在するアート作品
男木島では、街並みに溶け込んだ様にアートが点在していました。
この日はちょうど、瀬戸内国際芸術祭の最中。
今回はアート目的ではなかったのですが、散策の途中で自然とアートに出会えたのが魅力的でした。
フェリーを降りるとまず目に入ってくるのがこの2つのアート。

「男木交流館」として島のシンボルになっている

路地の景観に溶け込む作品。


猫、風景、アート。組み合わさることで男木島らしい空気が生まれているように感じました。
神社と灯台|島の景色を楽しむルート
漁港方面から集落を抜け、坂道を上り、神社を目指します。


鳥居をくぐり、神社まで上がると、高台から瀬戸内海を見渡すことができます。
神社から見下ろした景色は、雲に包まれ、海も空も淡いグレー。
晴れてはいなかったけど、観光地ではない”島の日常”を感じられる景色でした。


そのあと、島の北側にある男木島灯台へ。2㎞程度の遊歩道を30分ほど歩きます。

「男木島灯台資料館」が隣接されている

灯台周辺はとても静かで、景色も美しいです。
このエリアでは猫はほとんど見かけませんでした。
帰り道の途中、突然のにわか雨。港を目指して小走りになります。
港に着いた頃には、まるで何事もなかったかのように雨は止んでいました。
高松港を出発したときは穏やかな晴れ模様だったので、まさか雨に降られるとは…。
灯台までは意外と距離があるため、天気が怪しい日は、折り畳み傘を忍ばせておくと安心です。
所要時間・持ち物・注意点
今回の滞在時間は、2時間20分。
8:40到着→11:00のフェリーで高松港へ。
港周辺~豊玉姫神社~灯台まで歩いて、写真を撮りながらでも回ることができました。
今回はカフェや飲食店に立ち寄りませんでしたが、次の13:00の便を選べば、途中で一休みしながら、ゆっくり巡ることもできそうです。
男木島はこんな人におすすめ
男木島は、こんな人に特に向いていると感じました。
・猫が好き
・写真を撮るのが好き
・静かな場所をゆっくり歩きたい
・半日で島旅を楽しみたい
・アートと自然、両方に触れたい
派手な観光地ではありませんが、その分、心に残る景色と時間があります。
まとめ
男木島は、「猫の島」というイメージ以上に、歩いて、感じて、静かに楽しむ島でした。
フェリーに乗ってる時間も含めて、ほんの半日で気持ちが切り替わる場所。
瀬戸内を旅するなら、ぜひ立ち寄ってほしい島のひとつです。
・訪問日:2025年11月(三連休初日)
・訪問先:男木島
・滞在時間:2時間20分
・移動手段:車+フェリー
